2006年活躍した馬たち JRA賞をうらなう

JRA賞といっても、年度代表馬はディープインパクトで間違いないので、他の部門で活躍した馬たちを思い返したいと思います。
まず確実なところから。
年度代表馬:ディープインパクト
最優秀2歳牝馬:ウォッカ
最優秀3歳牡馬:メイショウサムソン
最優秀3歳牝馬:カワカミプリンセス
最優秀4歳以上牡馬:ディープインパクト
最優秀父内国産馬:カワカミプリンセス
以上は、おそらく問題ないところだと思います。今年は父内国産馬の活躍が多かったのですが、牝馬とはいえG1 2勝(実質3勝)の実績は、抜けていると思います。

そして意見が分かれそうなところ。
最優秀2歳牡馬:
これは順当にいけばドリームジャーニーでしょうが、そのドリームジャーニーを東スポ杯で破り、ラジオNIKKEI杯も勝ったフサイチホウオーの方が、どう見ても強いように思います。G1という格を重視するか、実力を評価するかということでしょう。
最優秀4歳以上牝馬:
まあダンスインザムードが妥当な線でしょうが、エリザベス女王杯で実質3歳馬にワンツーされてしまったわけだし、層の薄さが気になります。いや、ダンスインザムードはダイワメジャーを相手にがんばったと思いますよ。香港は残念でしたが。
最優秀短距離馬:
高松宮記念を勝ったオレハマッテルゼは、その後悲惨な成績だし、安田記念とスプリンターズSは外国馬に勝たれたし、実質的には該当馬なしが妥当だと思います。マイルCSを勝ったとはいえ、天皇賞(秋)を勝ち、有馬記念で3着に入ったダイワメジャーを短距離馬と呼ぶのは、とっても違和感を感じますし。まあ何ももらえないよりはいいか。
最優秀ダートホース:
カネヒキリ、アロンダイト、ブルーコンコルドあたりだと思いますが、カネヒキリ、アロンダイトはG1 1勝ずつだし、ブルーコンコルドはJRAのG1を勝ってないし。交流G1を含めればブルーコンコルドなんでしょうが、直近で印象が強いということで、アロンダイトになるんでしょう。
最優秀障害馬:
実績的には、今年重賞を3勝したスプリングゲントかコウエイトライ(どちらも小坂騎手!)が有力で、J・G2の分スプリングゲントかと思いますが、残念ながら中山グランドジャンプも中山大障害も出ていません。格でいえば、中山大障害を勝ったマルカラスカルになるのでしょうが、やはりちょっと納得いきませんねえ。

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